うさぎ と かめ
10. 11. 2011
「うさぎとかめ」
うさぎは かめに きいた。「かめさん、あなたは せきい で いちばん おそいですね。どうして おそいんですか。」
かめは こたえた。「わたしが おそい と いうんですか。 それなら どちらが はやいか、あちらに みえる やまの うえまで はしりにましょう。」
うさぎとかめは あさ はやく しゅっぱつ した。うさぎは かめに いった。「かめさん、あなたが いくら いそいでも、わたしの ほうが はやい ですよ。」
うさぎは ほんとうに はやかった。やまの ちかく まで いった とき、うさぎは おもった。“かめさんは なかなか こないから、ここで すこし やすもう。”
うさぎは そこで すこしだけ ねる つもりだった。けれども ごごに なっても、うさぎは おきなかった。ずうがた かめは うさぎぞり さきに やまの うえに ついた。そして かめは うさぎに いった。「うさぎさん、どうして あなた は おそいんですか。」
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